2017年2月19日(日)、神戸市中央区の兵庫県県民会館にて「消費者と事業者の信頼関係構築」が開催されました。消費者と事業者が生の声で話すことで、お互いのことを知り、信頼関係を構築するために、兵庫県と大学生協関西北陸事業連合が主催となり、全国大学生活協同組合連合会 関西北陸ブロックと学生団体スマセレが協力し開催されました。当日は約25名の大学生とアサヒビール株式会社、大阪ガス株式会社、住友生命保険相互会社、株式会社日清製粉グループ本社、日本ハム株式会社など6社から約10名の事業者が参加しました。

イベントの様子

 本企画は、大学生が実行委員をして、企業と当日の内容や進め方を打ち合わせし、当日の運営も大学生が中心となり行いました。消費者市民社会の目指すものは、消費者が行政などから守られる社会ではなく、消費者が市場の自立した主体として社会に参画することです。その第一歩として、消費者は事業者を知ることが必要です。また、消費者の現状を事業者に伝えることで、事業者は消費者の声を活かし、そういったやりとりを繰り返すことで、消費者と事業者の信頼関係は構築されると思います。

 3つの班に分かれて1班に2社入ってもらい、前半と後半で1時間程度行いました。消費者が実際に生の事業者の声を聞くことで、どのような消費者になるべきなのかを一人一人が考えるきっかけとなりました。参加者の中には、常識的に考えれば分かるであろうことが判断できなくなっている消費者がいることに驚き、自分も本当に大丈夫かなと考えるきっかけとなったという人、取扱説明書をしっかり目を通そうと思った人、企業も人であると感じた人、企業の情報を得て、どんな努力をされているのかチェックしたいと思った人、消費者のために配慮がなされていると感じた人などがいました。また、事業者の方からは、大学生の生の声を聞けてすごくよかったというような意見もありました。

 消費者市民社会という言葉は難しいかもしれませんが、これをきっかけに、消費者教育を身近に感じて、消費者も事業者を考えて消費行動を行う社会に一歩でも近づけられたらと思います。

 さらにかしこい消費者になって欲しいという意見は企業から多く知ることが出来ました。個人的には、これからは、かしこい消費者を育てるために、企業と消費者がお互いに協力してかしこい消費者を育てるため何ができるのかを話し合いたいです。そして、行政はどのように関わるのかといったことを考えられたらなと思いました。今後も、事業者と消費者が共に意見を出し合う場が増えればいいと思いました。