2017年9月15日(金)、兵庫県朝来市 朝来バイオマス発電所及び兵庫県宍粟市 宍粟市役所にて「ひょうご発!優しいでんき見学ツアー ~バイオマス・水力・太陽光を使ったでんき作りを見学しよう~」を開催しました。この企画は、地域資源を活用した電力供給のモデルケースを見学することで、エネルギーの地産地消が循環型社会の形成につながっていることを知り、消費者として電気の購入先を選択する際に、どのような点に着目すべきか考えられるようになるために、大学生協関西北陸事業連合が主催したものです。全国大学生活協同組合連合会関西北陸ブロック、特定非営利活動法人JUON NETWORK、学生団体スマセレにも協力いただき、当日は22名の大学生が参加しました。

 まずはじめに、朝来バイオマス発電所で、木材チップが出来るまでの過程を見学させていただきました。新たな建築材料として注目されているCLTについて聞かせていただいたり、25歳未満の若い木が4.8%しかないといった森林資源の構成面での問題点についてお話を伺いました。

朝来バイオマス発電所での見学

説明を受ける様子

 

 その後、宍粟市役所に移動し、市役所に隣接されている水車や太陽光パネルの見学をしました。地域ならではの特徴を活かした発電に取り組んでおられる例として紹介していただき、環境・エネルギー問題を身近に感じることができました。

水車の見学の様子

太陽光パネルの見学の様子

 当日の参加者からは「朝来バイオマス発電所での取り組みは、意義のあるものだと思う。」「木材のチップ化の工程が見れてよかった。」「朝来バイオマス発電所の屋内での説明が分かりやすかった。大学生に何ができるかに関して議論をする時間があればより良かった。」「現地で聞く専門家の話が分かりやすかった。実際に触れ、森林問題を身近に感じることができた。森林白書を補完するいい内容だった。バイオマスの考えに賛同した。」などの声があがりました。

 発電所の機械類、ボイラーも見学したかったという意見なども今後は取り入れられると良いと思います。また、電力自由化や参加者自身が住んでいる地域で実際に行われている取り組みについても関心を持ち、自ら調べることによって、電力の問題に関して主体的に考えていければと感じました。今後の電力の供給や消費のあり方に私たちの世代は多大な影響を受けると思われるので、再生可能エネルギーの普及について考えたり、まずは自分の身の回りでできる小さな取り組みから始めてみるなどといったアクションを起こすことが重要であると改めて感じる事ができました。