2016年10月16日(日)神戸市西区の大学共同利用施設UNITY セミナー室3にて「企業とともに創る消費者市民社会」を開催しました。このイベントは、兵庫県、大学生協関西北陸事業連合、ソーシャルプロジェクト協議会、学生団体スマセレが主催し、日本ハム株式会社、全国大学生活協同組合連合会 関西北陸ブロック、兵庫県立大学ソーシャルプロジェクト同好会、兵庫県立大学応援団に協力いただき、「企業とともに創る消費者市民社会」とは、どのようなことなことか、また、消費者はどうすれば企業とともに消費者市民社会を創ることができるのかを知ってもらうために開催しました。日本ハムで実際に行われた実例をもとに、消費者の意見の大切さを伝え、消費者意見の発信方法やそれによって与えられる影響を伝えました。当日は、15大学から32名が参加しました。

集合写真

集合写真

 はじめに、日本ハム株式会社社外取締役、片山・平泉弁護士事務所弁護士の片山登志子先生より、過去の被害の実例などを使って、消費者が受け身になってしまうのではなく積極的に事業者を選択すれば、悪い事業者は淘汰されていくこと、また、消費者は市場の自立した主体でなければならないということについて教えていただき、消費者が自覚して行動するとより良い社会、良質・公正な社会が作られていくことをお話しいただきました。

片山登志子先生の講演の様子

続いて、日本ハム株式会社 デリ商品事業部 コンシューマ商品部 販促企画課、日本ヒーブ協議会の川口徳子先生より「消費者と企業の信頼構築に向けて」というタイトルで講演をしていただきました。講演の中では、企業にとって消費者の要望・意見は商品開発する上でとても大切なことを実例とともに伝える一方で、そのような要望が届くのは、非常に少ないという現状も話してくださいました。

川口先生の講演の様子

川口徳子先生の講演の様子

 その後、大学生が企業と創る消費者市民社会とはというタイトルでワークショップが行われました。今回はワールドカフェという手法がとられ、一度グループ内で話し合った案について、ほかのグループの人達から違った意見をもらうという形式で進行しました。参加した学生からは、「一つのグループの人とだけ情報共有をするのではなく多くの人と話すことができ、その中に片山先生・川口先生も参加してくださって、大学生では見えない視点からのアドバイスをいただき、いい経験になったと思います。」という感想がありました。

ワークショップの様子

ワークショップの様子

 私は、商品をこれまでもう少しこうしてほしいという要望があっても、その要望を伝えることをしなかったけど、企業にとってはその少しの要望がとても大切で、それをもとに商品を改良していくことで私たち消費者にフィードバックされていることを知り、自分から発信する必要性を感じました。それはネットなどで簡単にできることなので自分の要望、不満を伝えていこうと思いました。